5月31日「笠着連歌」のお誘い

おしらせ

 太宰府天満宮の御祭神・菅原道真公(天神さま)は、漢詩や和歌などの詩歌に造詣が深く、長い歴史のなかで連歌の神様としても広く親しまれてきました。
 連歌とは、複数の人が上の句(五七五)と下の句(七七)を交互に詠みながら続けていく、日本の伝統的な文芸です。
 かつて太宰府天満宮では、さまざまな連歌の奉納が行われていました。その中でも「笠を着たまま(=顔を隠して)」匿名で句を詠む「笠着連歌」は、通りすがりの人が気軽に参加でき、天神さまへの敬神の心を大切にしながら、自由に詩歌を楽しめる場なのです。
 昭和9年(1934)まで、旧暦6月24日の夜8時頃から定例で行われていたこの「笠着連歌」は、令和5年(2023)に89年ぶりに復活し、以来毎年開催しています。

おひとりでも、お友達と一緒でも、どなたでも自由に参加いただけます。連歌初心者の方には神縁連歌会の会員がご説明します。
提灯の光に照らされた静かな夜の境内で、古より続く文芸の世界に触れながら、天神さまに捧げる言葉を詠んでみませんか?

令和7年5月31日(土)18時~20時 出入り自由
参加無料・申込不要
場所 太宰府天満宮境内天神ひろば 絵馬堂
問い合わせ
太宰府天満宮文化研究所内 太宰府天満宮神縁連歌会事務局
電話092-922-8551(9時~17時)
メール kenkyusyo@dazaifutenmangu.or.jp