菅公歴史館は、道真公のご一生を装着博多人形のジオラマで展示。各地の天神人形や太宰府天満宮のおまつり・神事についても併せてご紹介しています。

大正末に開館した菅公歴史館を前身に、現在の菅公歴史館は御本殿裏の崇敬者会館地下一階に御神忌(ご命日)1,075年大祭記念事業として、昭和48年(1973)に開館しました。
道真公のご一生を、貴重な装着博多人形(博多人形に衣装を着せたもの)のジオラマによりご紹介しています。
また、併せて展示している各地の天神人形は、庶民生活に根付いた天神信仰の証といえ、材質や技法も地域によりさまざまで、天神信仰の多様性を物語っています。
開館時間
9時00分~16時30分(入館は16時00分まで)
休館日
火曜日、水曜日
拝観料
入館者 | 個人 | 30名以上の団体 |
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一般 | 200円 | 150円 |
大学生・高校生 | 150円 | 80円 |
中学生・小学生 | 100円 | 50円 |
- ※団体でお越しになる場合は、予めご連絡ください。
太宰府天満宮&九州国立博物館 共通チケット

宝物殿と菅公歴史館、九州国立博物館文化交流展示室(平常展)の3館を観覧できる共通チケットを販売しています。
通常、3館で1400円のところを1000円に割引しておりますので、ぜひご利用ください。
- ※団体販売はありません。
九州国立博物館文化交流展示室(平常展)は、18歳未満は無料・大学生も学割料金(350円)が適用されますので、一般の方のみの販売となります。
販売場所 | 太宰府天満宮宝物殿 菅公歴史館 九州国立博物館1階チケット販売所 |
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学校の先生方へ
授業の一環で拝観される際、ご質問などがありましたら、事前に下記までご連絡ください。
お問い合わせ | 太宰府天満宮 文化研究所
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博多人形でつづる菅原道真公のご一生

道真公のご一生が、現代では大変制作が困難な装着博多人形(博多人形に衣装を着せたもの)の16の場面でつづられており、それらのエピソードは道真公のご生前のお人柄を物語っています。人形制作には、置鮎琢磨氏・西頭哲三郎氏があたりました。
天神人形

今日の郷土人形のルーツは、京都の伏見人形にはじまり、日本各地の神社・寺院の門前で売られていた土産品といわれています。
それらの人形は信仰の対象となるもの、子供の遊びに使われる物などさまざまですが、どの地域においても最も多く作られたのが天神人形です。
天神さまは人形というかたちで庶民の間に広まり、そのため人々は天神さまを身近で親しみやすい神様として、深く信仰しました。
太宰府天満宮のお祭り

太宰府天満宮では、道真公とご縁の深い25日に毎月行われる月次祭をはじめ、「鬼すべ」や「神幸式大祭」など、年間を通して数多くの祭典・神事を斎行しています。 ここでは、映像や写真、祭祀資料を用い、天満宮の1年をわかりやすく紹介しています。