vol.2 長谷川純「Years Ago-幾年前―」
平成18年11月3日~12月17日

太宰府での長期にわたるレジデンス期間中、長谷川が目にしたものは、樹齢1,500年を越す樟の杜、満開の約6,000本の梅、緋袴姿の巫女、ご神馬、平安期の宮廷行事を再現した「曲水の宴」でした。
加えて、日本神話の地・高千穂への旅、古代祭祀遺跡が残る修験道の聖地・宝満山登拝という体験を通じ、「過去」・「現在」・「未来」が繋がり共存する世界を描き出しました。
長谷川純

©Jun Hasegawa Courtesy of TARO NASU
1969年三重県生まれ。ゴールドスミス・カレッジ(ロンドン)卒業。
ロンドンに活動の拠点を置いている。
「VOCA展2004現代の美術の展望―新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、2004)、「Japan Pop」展(Museum of Far Euastorm Antipuitles、ストックホルム、2005)、「ポートレート・セッション」(広島市現代美術館、2007)など、国内外で多くの展覧会に参加している。
- vol.5 高松次郎|鷹野隆大「"写真の写真"と写真」
- vol.4 小沢剛「ホワイトアウトー太宰府ー」
- vol.3 春木麻衣子「伍」
- vol.2 長谷川純「Years Ago-幾年前-」
- vol.1 日比野克彦「描く書く然々(かくカクしかジカ)」