展示室の情報をお知らせいたします。
太宰府天満宮工芸コレクション展

古今を問わず、梅を想い、創作に挑んだ作家は少なくありません。梅は、絵画、書、工芸などといった、ジャンルに関わらず、作家にとっての永遠のモチーフとして採用され、その作品は時代を超え、私たちの琴線に触れるのです。本展では、当宮の所蔵品の中から梅にまつわる作品をご紹介いたします。
令和4年12月13日(火)~令和5年5月14日(日)
※1/2、1/9を除く月曜休館
開館時間:9時~16時30分(入館は16時まで)
会場:太宰府天満宮宝物殿第二展示室
写真:梅月蒔絵文台(重要文化財)
年間スケジュール
- フィンランド・テキスタイルアート~季節が織りなす光と影
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●開催期間:平成25年12月1日(日)~平成25年3月10日(日)
- 太宰府とその周辺の出土品展
- 天神さまと連歌
- 竈門神社肇祀1350年記念 山の神々–九州の霊峰と神祇信仰–
- 天神縁起の世界
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●開催期間:平成25年12月8日(日)~平成26年4月20日(日)
- 神さまはどこ?酒井咲帆・前田景 写真展
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●開催期間:平成26年4月26日(土)~平成26年9月7日(日)
- 西島伊三雄 画 絵本『てんじんさま』原画展
- 天神さま縁起・御画像展
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●開催期間:平成26年12月6日(土)~平成27年4月19日(日)
- ホンマタカシ「Seeing Itself-見えないものを見る」
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●開催期間:平成27年4月26日(日)~平成28年8月30日(火)
- 受け継がれる宝物と夢ー太宰府博覧会から140年
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●開催期間(予定):平成27年9月8日(火)~平成28年5月8日(日)
- 天満宮の風景‐いま・むかし
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●開催期間:平成28年5月14日(土)~平成29年1月22日(日)
- 「鹿児島睦の造形展」関連展示
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●開催期間:平成29年1月28日(土)~平成29年3月12日(日)
- 天神さまと梅
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●開催期間:平成29年3月18日(土)~平成29年9月3日(日)
- 明治維新150年太宰府幕末展
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●開催期間:平成30年2月17日(土)~平成30年11月25日(日)
- 天神縁起の世界ー天神さまのご生涯
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●開催期間:平成30年12月8日(土)~平成31年4月14日(日)
- 受け継がれる名筆-青山杉雨・髙木聖鶴・髙木聖雨 書展
- 太宰府ゆかりの詩(うた)
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●開催期間:令和1年10月5日(土)~令和2年9月27日(日)
- 太宰府天満宮のまつり
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●開催期間:令和2年10月3日(土)~令和3年4月18日(日)
- 中村人形と太宰府天満宮
- 太宰府天満宮アートコレクション
- 太宰府天満宮アートプログラム vol.11「田島美加 APPEAR」
- 太宰府天満宮工芸コレクション展
その他の展示室

第1展示室
太宰府天満宮が御祭神・菅原道真公(天神さま)の祀廟として創建され千百余年、その悠久なる歴史の中で天満宮は、平安時代からの庶民による信仰はもとより、大宰府官人や武将による庇護を受け、文化人・学者の聖地として崇められてきました。また、幕末の志士が集い維新の策源地となるなど、それぞれの時代で人々の精神的な拠り所かつ政治的な要所としての役割を担ってきました。宝物殿第1展示室では、所蔵品展「天神さまへの献上品」を開催いたします。
戦国武将豊臣秀吉や小早川隆景、黒田如水の書状(重要文化財)、大谷刑部吉継寄進の大鏡(福岡県指定)、そして幕末の公家三条実美の和歌など、天神信仰の証として天満宮に奉納された品々をはじめ、大切に伝えられてきた貴重な資料を紹介します。
写真:「鶴亀文懸鏡」文禄2年(1593)福岡県指定文化財

企画展示室
日本画家 神戸智行(かんべ・ともゆき 昭和50年岐阜県生)は、古典技術や技法に則り研鑚を重ね、下地に箔を敷き詰めた上に彩色、極薄の和紙、さらに彩色を順に何層にも重ねるスタイルを編み出しました。その独特の空気感や遠近感を備えた画面は静謐でありながらも、そこで繰り広げられる生き物たちの営みに見て取れる壮大な世界観は、万物に神が宿るという神道の概念にも通じています。
神戸は、平成26年に太宰府に移住して以来、境内の四季のうつろいを肌で感じながら、当宮の文書館ための襖絵制作に取り組んできました。その完成に先立ち、本展では当宮がこれまでに収集してきた神戸作品をご紹介いたします。
令和5年2月11日(土)~5月14日(日)
※5月1日を除く月曜休館
開館時間:9時~16時30分(入館は16時まで)
会場:太宰府天満宮宝物殿企画展示室
観覧料:一般500(400)円・高大生200(100)円・小中生100(50)円
※( )内は30名以上の団体料金、障害者手帳提示により付添者1名まで半額料金