

寛和2年(986)に始められた「鬼すべ神事」をはじめ、当宮には古来より
太宰府の里人の間では、天神さまがこよなく愛された梅の木の下で「ひょうたん酒」を飲むと厄から逃れられるという信仰があり、44歳(数え年、以下同じ)を厄年としてご祈願を受ける風習が残されています。
さらには、41歳の厄入りの男性と61歳の還暦の男女が一年の厄や災いを除き、これから先の人生を幸福に過ごせることを祈願して、天神さまに梅の木を奉納する行事が毎年行われています。
厄除けのご祈願は一年を通じお受けいただくことができ、その中でも毎年2月に斎行される「節分厄除祈願大祭」には天神さまのご神徳を慕い多くの方々がご参拝に訪れます。