平成25年3月16日、今年もNEW NEW DAYがやってきました
平成25年のNEW NEW DAYは
Ryan Ganderからのメッセージ入りカードを送りました。
画像は、GanderデザインのウィンクしたARATAちゃんです。
© Ryan Gander Courtesy of TARO NASU
「NEW NEW DAY」とは、平成23年に太宰府天満宮アートプログラムvol.6ライアン・ガンダー‘You have my word’展で展開されたプロジェクトから派生した、太宰府天満宮独自の新しい記念日です。太宰府天満宮の職員が3月16日をその日と定め、今年で3回目を迎えます。
3月16日は、太宰府天満宮が境内地から国立博物館建設用地の一部を福岡県に寄附した日です。昭和46年(1971)のこの日は、太宰府天満宮宮司三代に渡って受け継がれてきた太宰府への国立博物館誘致の夢が現実に近づいた日でした。そして誘致からおよそ100年後の平成17年(2005)、遂に九州国立博物館が開館しました。
この昭和46年(1971)3月16日の出来事は、ガンダーが提案した「清浄無垢な状態に戻って、もう一度、自分にとって本当に大切なもの、未来に伝えていくべき何かを考える」という記念日のコンセプトとして相応しいものであったため、この日を「NEW NEW DAY」と定めました。
そこで、太宰府天満宮から「NEW NEW DAY」の過ごし方を提案します。
あなたにとって本当に大切なものとは何ですか?
その大切なものをあなたが一番伝えたい大切な人とは誰ですか?
心の中をリセットして、考えてみてください。
日常の中でじっくりと考える時間や、誰かに伝える機会はあまりありません。
だからこそ、一年に一度の「NEW NEW DAY」にそれらを実行してみませんか。
この記念日の存在を知り、「NEW NEW DAY」のこの日に多くの人の想いがそれぞれの大切な人へと伝わっていきますように、そして、「NEW NEW DAY」が今後もたくさんの人に受け止められ、それぞれにとっての特別な記念日となりますように、これからも太宰府天満宮は「NEW NEW DAY」を発信していきます。
「NEW NEW DAY」発足記念に植樹した白梅が今年も美しい花を咲かせました。(平成25年3月)
梅の甘い香りに包まれた太宰府天満宮境内に、お誘い合わせの上ぜひお越し下さい。
※ライアン・ガンダー‘You have my word’展は終了しましたが、屋外作品3点は引き続きご覧いただけます。
時が経過し、少しずつ境内に溶け込んでゆく作品の変化を是非ご覧ください。
→出品作品は
こちら
NEW NEW DAYとは
NEW NEW DAYポスター
「NEW NEW DAY」とは、‘You have my word’展出品の新作7点のうち、太宰府天満宮独自の新しい記念日を作ろうというガンダーの呼びかけにより、展開されたプロジェクト「The 'thinking' art enthusiast's national treasure/「考える」熱烈な美術愛好者のための国宝, 2011」の中で、命名された記念日の名前です。
記念日はガンダーではなく、太宰府天満宮の職員が選定し、3月16日に決まりました。昭和46年3月16日、太宰府天満宮は、国立博物館を太宰府に誘致するため、福岡県に用地を寄附しました。国博誘致は、先々代宮司からの悲願で、100年の時を経て平成17年遂に開館しました。代はかわっても、大切な思いは脈々と受け継がれ、夢を実現するために大きな一歩を踏み出したのがこの3月16日です。
そして、ガンダーによって提案された新たな記念日の名前は「NEW NEW DAY」。ガンダー曰く、「身の回りの見慣れたものを白一色に塗りつぶす、というのがNEW NEW DAYに想定される儀式」ですが、花嫁の白無垢、清め塩など白色が象徴する清浄無垢な状態に戻って、もう一度、自分にとって本当に大切なもの、未来に伝えていくべき何かを考える、というのがコンセプトです。また、本作に直接影響を与えたのは「大祓(おおはらえ)」神事などの神道思想と言えます。数回にわたる太宰府天満宮への来訪を通して、ガンダーにとって新鮮に映った異文化の思想と、彼が本来持っている能動的な人生観、すなわち既存のカレンダーによるのではなく、自分自身の設定したそれによって生きる姿勢とが交差して、本プロジェクトは誕生しました。
また、本プロジェクトは異邦人としてのガンダーが日本文化に注ぐ直感的かつ真摯な好奇心が特徴的であり、それは具体的には地元のデザイン学校と連携しての告知ポスターや、キーホルダー型のフィギュアの制作という形で結実しています。
ポスター制作は14名の学生によるコンペティション形式で行われ、ガンダー自身が選出しました。
(NEW NEW DAYポスター制作:福岡デザインコミュニケーション専門学校2年 手塚裕太)
NEW NEW DAYキャラクター:ARATAちゃん

©Ryan Gander Courtesy of TARO NASU
NEW NEW DAYを象徴するキャラクターがARATAちゃんです。白一色の装束に身を包み、白いペンキ缶とブラシで、世界を一新、白に塗り直そうとするポーズをとっています。
ライアン・ガンダーのイラストに基づいたフィギュア「ARATAちゃん」(写真右)は太宰府天満宮宝物殿ミュージアムショップにて、展覧会会期中800円で販売しています。
NEW NEW DAY関連ワークショップ ※終了しました
場所 : 短冊記入所-宝物殿/短冊結び所-菖蒲池前
期間 : 2011年2月11日(金)~3月16日(水)
作品を鑑賞した後は、心の中を真っ白な状態にリセットし、日常の中で流されてしまいがちな、自分が未来に伝えたい大切なものが何かを考えてみませんか?あなたの心に浮かび上がったものを、真っ白な鉛筆で、真っ白な短冊にしたため、真っ白な短冊結び所に結んでください。
3月16日 NEW NEW DAY 当日限定の宝物殿拝観特典! ※終了しました
天満宮の新しい記念日「NEW NEW DAY」当日の3月16日、ARATAちゃんの格好もしくは白い服で来館した方で、受付にて「NEW NEW DAY」と一言お伝えいただいた方に限り、NEW NEW DAYを広げるために一役買っていただいた御礼として、宝物殿を無料で拝観していただけます。
3月16日 NEW NEW DAY 短冊の焚き上げと発足記念の白梅植樹 ※終了しました
天満宮の新しい記念日の発足イベントに参加しませんか?
期間中ワークショップで集まった短冊を一枚ずつ焚き上げ、「NEW NEW DAY」の発足記念として植樹する白梅の根元の土にかえします。
当日は短冊記入後、自分の手で短冊を焚き上げていただけます。
どうぞふるってご参加下さい。
開催日程 : 3月16日(水)午後2時~
※少雨決行(中止の場合は、当日の午前9時にサイトにてお知らせいたします。お問い合わせ092-922-8225)
集合場所 : 宝物殿受付前
開催場所 : 短冊結び所―菖蒲池前
※当日のライアン・ガンダーの来日の予定はありません
参加した人々の思いが白梅と共に育ち、受け継がれていくことで、「NEW NEW DAY」は太宰府天満宮の記念日としてこれからも続いていきます。
ー 3月16日 NEW NEW DAY 発足
去る2011年3月16日、寒空の境内で23人の参加者が見守る中、神主による御祓いの後、期間中に集まった281枚の短冊の焚き上げと白梅の植樹が無事に行われました。中には遠方から来られた方や、「NEW NEW DAY」のキャラクターARATAちゃんにちなんで白い服を親子で着てこられた方もいらっしゃいました。期間中、結び所が真っ白に埋め尽くされるほど、多くの短冊を結んでいただきました。ワークショップとイベントに参加して下さいました皆さま、本当にありがとうございました。
これから先の3月16日「NEW NEW DAY」には、ぜひ天満宮を訪れてください。多くの人の大切な思いが込められた白梅を見上げて心をいったんリセットし、未来に伝えたい大切なものをあなたも確認してください。毎年積み重ねられる人々の思いと共に「NEW NEW DAY」が太宰府天満宮の記念日として受け継がれていくことを心から願っています。
1. 3月16日イべント前の短冊結び所
2. 短冊を焚き上げる
3. 根元に灰をまき、土をかける
4. 水をかける
5. 植樹された記念樹
6. 記念撮影
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